Remodeling of dendrites and spines in the C1q knockout model of genetic epilepsy.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23621154
補体C1qのKOマウスについてそのシナプスやdendriteの構造を調べた。C1qによってシナプスを標識し刈り込む機能が欠損しているため、シナプスdensityは増えdendriteの長さや分岐は大きくなった。シナプスは特にthinシナプスが増加し、mushroom-likeなどは数に変化がなかった。GluRとのco-stainも見られ、機能的なシナプスであることを確認した。


シナプスの増加によりc1q-KOでseizureが起きるのか、seizure-drivenにシナプスに変異が起きるのか、そのいずれもか。またmicrogliaによってdendriteがpruningされる機序がわからない。synapse刈り込みによる入力が減少するため?synapseのなかでも特にthinなものだけが残る、その影響は?reccurentな回路などできることによる過活動などはないか。pilocarpineなどによるseizureモデルではspineは減るらしい、違いはなにか?C1qのほかにplexinsやFMRPなどsynapseのpruningに関与する遺伝子がある。これらのKOなどでは同様の事は見れるか?seizureの発生するタイミングと広がり、pruning failureの起きている範囲と出現するタイミング、これらを比較することでなにがprimaryな原因かわかる。なぜlayerVを選んだのか。layerVにはreccurentな入力があるらしい。C1q-KOで行動実験をするとどうなるか。

次はbeth stevensの論文を読む。