Chronic fluoxetine treatment reduces parvalbumin expression and perineuronal nets in gamma-aminobutyric acidergic interneurons of the frontal cortex in adult mice.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24228616

  • Abstract
    • SSRIであるfluoxetineの発達期における慢性投与が、特にmFCにおいて顕著にPV+cellのdematurationを引き起こす。
  • Results
    1. 8週齢マウスに3週間FLXを投与。PV+cellが減少、PV+/PNN+(=matureなPV+cells)の割合も減少。
    2. 同様の実験をhippo、RTNにも行う。HippoではPV+cells、 PV+/PNN+cellともに減少。RTNでは不変。
    3. mFC、Hippoについて、GABA+cellを見たが変化なし。
    4. 神経マーカーの発達段階での発現の概略図。
  • Dicsussion
    1. total cellはカウントしないのか。dematureした結果PV-になった細胞もあるのでは。
    2. DGではやらないのか。薬剤によるこの変化のreverseはできないのか。Arcなどのinductionは見ないのか。PNN+のカウントの仕方がわからない。このindexではdematureしたPV-cellが拾えないのでは。
    3. GABA+は変化しないが、PV+は変化した。他のマーカー(SOMなど)はどうなっているのか。
    4. FLXの効果はdematurationなのか、PVの発現を最初から押さえているのか。もっと週齢が進んだところでFLXを投与したらどうか。
  • And so on
    • 抗痙攣薬や抗精神病薬、三環系などでは同様の効果はないのか。そもそもどういう文脈でSSRI投与をやろうと思ったのか。Fig.1などでのcell countのやりかたがよく分からない。セロトニン神経をoptogeneticsで操作してみてはどうか。あるいは直接PV+cellを操作してもいい。行動実験はやらないのか。TUNELによってcell deathはないことを見ているが、グラフのバーが小さすぎてよくわからない(Fig.S4)。FLXはなぜPV+に特異的に作用するのか。セロトニン作動性の神経細胞の投射とは。PV+の由来が違うため、脳領域によっFLXへの異なる反応がみられるのか。BDNF亢進によってPV+のmaturationは進む。BDNFをblockしてみてはどうか。