2014-09-01から1日間の記事一覧

Response variance in functional maps: Neural Darwinism revisited

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23874733 http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/research/report/2013/0711_ja.html今回、神経細胞の多様化と自然選択により脳が効率的な情報処理能力を獲得するという「神経ダーウィニズム仮説」を証明した。これまで機能マ…

意識の時間的広がりについて 続き

視覚や聴覚の入力がフレーム毎の非連続入力でも、内部の神経活動が連続なものであれば、外部入力はこのネットワークステイトを修飾するだけで、これらが統合された結果は連続なものになるのではないか。そうであればフレームごとの入力と意識の時間的広がり…

脳の数理モデル

1.現象をコンパクトに記述する記述的モデル 2.現象を説明するために神経機構のメカニズムをモデル化する機械的モデル 3.数理的原理に基づいて神経機構のはたらきを理解・解釈する解釈的モデル (Dayan & Abbott, 2005)

双極性障害の有病率

双極性障害は我が国の統計では生涯有病率が双極Ⅰ型障害で0.4%、Ⅱ型障害で0.2% (Kawakami N 2005) 代表的な米国の教科書(Kaplan and Sadock 2009)では双極スペクトラム障害の生涯有病率は2.7~7.8%