Synaptosomal-associated protein 25 mutation induces immaturity of the dentate granule cells of adult mice.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23497716

  • Abstract
    • SNAP25のmutation KIマウスはてんかん様の症状をしめし、また行動学的にSz様の異常を示した。形態的にDG-GCの成熟度の低下がみられ、これはαCaMKII+/-やShn2などのiDGと類似していた。またこの形態・行動異常はValproate acidによってrescueされた。
  • Intro
    • SNAP-25は言語やperformance intelligene quotient、learning、memoryに関わっている。また、axon elongationなどの細胞機能にも関与していることがわかっている。domi-nega SNAP-25以外にSNAP-25 KOやconditional KOは使えないのだろうか。
  • Results
    1. DGの肥大化が見られる。KIではneurogenesisの停止がある。細胞の配列がおかしい。
    2. calbindinとcalretininによって定義される成熟度において、KIは未成熟となっていた。細胞配列は異常。
    3. gene-expression patternは他のSzモデルマウスと類似。FLXとSNAPはかなり類似したmolecular eventsが起きているようだ。Sz関連遺伝子のSz様変動が見られる。電気生理学的にimmature patern。電気生理学的profileはαCaMKII+/-とかなり類似。
    4. 新規刺激によるArc-dVenusの発現profile。全脳で強い現象がある。CAでは変化は弱い。
    5. Valによるrescue。形態学的にも遺伝子発現的にもrescue成功。DGsizeもrescue。WMもrescue。
  • Discussion
    1. DCXのROIの設定の仕方がわからない。細胞移動制御の異常があるのか。DG肥大はGliogenesisか。
    2. KIはmaturationの失敗か、Dematurationか。なぜcalretininのintensityグラフはないのか。calretinin+のcriteriaは。interneuronのグラフ?マーカーは何?なぜcalbindin?ちょっとこれよくわからない。
    3. 患者遺伝子との相関はとれないか。αCaMKII+/-との遺伝子相関は弱い。なぜDRD1A/DSP/TDO2がiDG phenotypeのidendityなのか。3つで十分なのか。Vrが高くなっているのは膜電位制御のチャネルの発現に変化があるのか。
    4. 刺激後のfixまでの時間はどの程度か。IEGの発現タイムコースとの関係。dVenusの発現低下がall or none的なのはなぜか。
    5. 他にrescueされない行動指標などあるか。Val投与はpostnatal day 16からだが、投与タイミングはこれでいいか。てんかんの発生時期との関連。Val以外にa-Dopaやa-inflammation drugではrescueできないか。
  • ついでに
    • Fig.5のrescueの美しさヤバい!!!あまり大きくはないがPPIの低下も見られた。KIにおけるSNAPの発現量はどのくらいか。そもそもなぜKIではseizureが起きるのか。seizureが起きるとDGにはどのような痕跡が残るのか。postnatal 21-25dayよりseizureが見られる。Valによってけいれんは確かに抑えられているのか。KIにおける異常はcell autonomousかnon-cell autonomousか。conditional gene ablationやoptogeneticsによるさらなる研究が待たれる。ヒトてんかんでもiDGが見られる。FLXやShn2も原因がてんかんの可能性ある。Interneuronについて詳しく知りたい。CA3のArcは出ているので、DG-GCからの入力は入っている。つまりDG-GCは正常に伝達している。なのにDG内ではArcがでていない。これはどういうことか。